【S10ダブル最高レート2006】使用PT備忘録(トルネゴリラゴリラ)
お久しぶりです。主に5世代時期にメインに活動していたほまれと申します。
BW2からやっている方々は、「鉄球キノガッサ」の開発者といえば思い出してくださる方もいるかもしれません。(逆にそれ以外の実績はありませんが・・・。)
SVよりポケモン復帰して、season1とPJCS予選のみ参加していました。
今シーズンはスターバーストもありランクマッチをやる機会が多く、モチベ・レート共に一定の量があったため、最終日まで参加。
結果としては、手もとに写真がある限りで最高レート2006、瞬間最高24位。1桁のみしか目指していなかったためその後も特攻、最終レートは1925、113位でした。
構築記事がないという話題を見かけたため、界隈の発展につながればよいと思い制作します。
もくじ
1.構築経緯
まともにポケモンをやっていたのがBW2の5世代のため、SV(テラスタル)環境における
1.同一テラス+火力強化アイテムによる瞬間的な超火力
2.耐性テラスによる突然の縛り関係の解除・テラバーストによる見えない縛り
この上記2つの点がどうしても慣れなかった。
しかし、WCSを通じて、壁+高耐久・積み技 というのが相手のテラスを見てから動ける構築と感じ、壁を用いたPTを主に用いることとした。
壁構築のレンタルを使用することとし、
ベテさんの壁ウルガや
レギュD使用構築~瞑想クレセリア軸スタン~ - ぼっちガチ勢テラリの照り焼き (hatenablog.com)
上記の構築のレンタルを使用して遊んでいたが、
・悪ウーラオス
・積みポケモンに対する挑発
上記二つへの対応が自分の立ち回りでは難しく断念した。
しかし、レンタルPTを使用する中で、
・クレセリアがS操作できたら試合が勝てている試合の多さ
・チョッキフェアリーテラスヒードラン+日本晴れ
上記については軸とするだけのパワーを感じ、
HA鉢巻ランドロス+トリルサイチェンクレセリア+HCチョッキヒードラン+悪戯心日本晴れを中心にPTを構築した。
悪戯心枠には、トルネロスを採用。
・電磁波ではパオジアン・イーユイが止まらないこと。
・ランドと並べた際草タイプの受けだしにリスクをつける必要があること
・ランド・テツノカイナにダメージが通らないこと
上記の理由からトルネロス。
残りの枠には悪ウーラオスに対して上を取れないと厳しかったためハバタクカミ。
ガチグマ・イエアルマ等にごまかせるゴリランダーを採用した。
使用したところ、寿司・壁・ゴースト(ドラパ)に対して薄く感じたため、選出機会の薄かったクレセリアを悪ウーラオスに変更。
トリルは強かったためハバタクカミにトリルを採用することに。
・ハバタクカミ
・ゴリランダー
・悪ウーラオス
上記6体で最終日前日まで回していたが、最終日は気分で水オーガポンを採用。(構築経緯とは)
2.構築コンセプト
今回レートを上げられた要因。
ここを自分で忘れないようにしたいから記事書いてる。
・テラスタルは耐性テラス 火力は持ち物・技で補完。PT全体の耐久ラインを高く(ゴリラに)する。
相手の攻撃を耐えながら2発で倒すことをイメージ。壁はなくなったが耐久を高めることによって相手の不意のテラスに対して保険をつける。
・テラスを切られた際の回収をイメージする。
強い人は「テラス切られても他のポケモンで回収。」を行っていたため、その思考を取り入れたところだいぶテラスアレルギーが緩和された。
(ドランがテラス切って大地耐えてきてもカミのシャインで回収ができる等)
・全体技でのリレーで相手を削りきる(晴れ熱風・晴れC活性・鉢巻地震雪崩・木枯らし嵐)、最終的に対面力の高いポケモンとのタイマンにする。
3.個別雑感
196-209-4-x-4-123
sは甘えたサフゴやウインディが抜けたらうれしかった。
ゴーストテラスで猫だまし・神速をすかせるのが本当に偉かった。すかして1発・高耐久で耐えて1発で相手のPTが崩壊していた。
パオカイ対面は再戦でない限りカイリューが100%ノーマルテラスを切ってきたため、テラス地震を押していた。
前日に雪崩両怯みさせてキャッキャしていたら最終日両外しと両怯みをして真顔になった。
191-x-127-200-127-103 (数字が1足りていなかった)
sは追い風で135族抜き。
チョッキがとてもえらい。ハバタクカミ・イエアルマ・コータス等に対しての立ち回りが安定する。特に対コータスにおいて大地をテラスなしで耐えることは重要。
炎オーガポンが出てきてしまったせいで草テラスの価値・ヒードランの立ち位置が悪くなってしまった。本来のレギュDならとても強いポケモンだった。
テラバの枠だけは要検討。
最終日はよく熱風を外していた。
晴れ熱風をゴリラに外して馬力で死んだのと聖剣ケアで最後フェアリーテラスを切ってパオのつららでひるんで負けていた。
186-x-119-145-116-131
カイリューのわざわいテラス神速を耐えるためB補正。
スターバーストのおかげでトルネロスに慣れたためそこそこ使えた。
このポケモンにテラス切る際は神速と猫だましを透かして追い風貼ることが重要と判断したためゴーストテラス。
相手のトルネの下から日本晴れを打ちたいためS無振り+挑発のケアが必要なためメンハ。1回相手のトルネに下からあまごい打たれたためS個体値落とすのが正解だった。
積みポケモンに対する挑発が強かったが、相手のトルネから挑発を打たれなかったため、割り切ってオボンか隠密マントを持たせてもよかったと思う。
最終日はこがらし両外しをそこそこ見かけたが、よくSも下げていた。
相手のパオカイに対して地震+こがらし。
相手のハバタクカミに対してラスカ+こがらし のプランをとっていたため外して大変なことになる場合がよくあった。
・ハバタクカミ
152-X-86-190-156-169
D方面も伸ばしたくてHに割いたがHBよせでよかったと思う。Sはイーユイの上取りたくてついでにランド抜き。
タスキで使っていたが、悪ウーラオスにとられたためプレート。テラスは使って気になったら変えていく予定だったが、テラスを切る展開が相手のカミのシャドボ耐えながらトリル貼る展開しかなかっため、フェアリーテラスを採用。
火力が正義と感じ使用していたが、パオジアン・ゴリランダーの攻撃でよくふきとんでいたためもう少し耐久に厚くするのも一考。
追い風最終ターンのトリル・相手の初手追い風に対してトリルのパターンがあるためトリルは活躍した。
・オーガポン
187-179-106-X-122-133
調整で落ちてたのを拾った。役割的にはもう少し耐久に割いたほうがよさそう。
この指で相手の弱点保険の阻害+バレルの胞子を吸っていた。イーユイが厳しかったため、物理打点でイーユイの弱点をつける点はよかった。寿司に対しても活躍を期待したが最終日複数回毒テラバで死んだため環境への相性が悪かった気がする。ゴリランダーより優れている点として、ランドの地震で巻き込める点があった。
この指+ドラン この指+ウーラオス この指+ハバタクカミ 強い。
・悪ウーラオス
175-200-120-X-81-149
壁+積み 威嚇サイクル+ゴーストに対する不意打ち 対寿司 ワイドフォース耐性を目的に採用。はじめはHA黒い眼鏡で採用していたが、イエッサンのマジカルシャインで落ちるのが厳しくタスキにしてASとした。悪テラス強打不意打ち+襷によりタイマン性能が非常に高く、最終的にウーラとの1VS1に持っていく立ち回りを心掛けていた。
寿司に対してフェアリーヘイラッシャをテラス暗黒強打のごり押しで突破したのが1回、晴れ状態にしてゴツメで襷破壊+ボディプレスで死んだのが複数回、シャリタツにテラス不意打ちを置き土産で透かされて負けたのが1回という結果だった。
不意打ちじゃんけんについてはイダイトウに対して記憶する中で2回は行ったが勝利した。
ここの枠をパオジアンにする案もあったが、考察の時間がなく断念した。黒い霧+聖なる剣による寿司・積み対策もあり採用を検討してもよかったかもしれない。
4.反省
・固定枠が多く、ギミック対策が不十分だった。
寿司とグレンアルマに毎回ひーひー言っていた。害悪系は悪戯心挑発で考えていたため、サイコフィールドで止められたらどうしようもなくなっていた。
・浮いているポケモン不足
トルネランド初手で地震でこだわった際、2回目の追い風のために下げたいタイミングで、トルネが引けずに困るシーンがあった。
・命中不安
全体技のリレーで処理を考えていたため、熱風・雪崩・こがらし が外れて追い風・トリルのターンが切れるケースが頻発した。
瞬間瞬間では運の悪さを嘆いたが外しても勝てる構築を組めなかったのが敗因。
・先制技耐性
パオカイはまだましだが、ゴリラ+オーガポンのグラスラ軍団が厳しかった。リキキリンの採用スペースを検討したが、考察時間がなく断念。総じてオーガポンの登場の被害を大きく受けたPTだった。
5.まとめ
次回がある場合は、命中安定でネチネチしたPTを組みたいと思います。
一人で考察する限界を感じているため、レンタルないし構築案を常に募集しております。
ありがとうございました。