クレセリア+キノガッサ+ヒードラン verXY
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
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クレセリア | サイコキネシス | 冷凍ビーム | 日本晴れ | トリックルーム | ラムの実 | 浮遊 |
キノガッサ | タネマシンガン | マッハパンチ | キノコの胞子 | 守る | 黒い鉄球 | テクニシャン |
ヒードラン | 噴火 | オーバーヒート | 大地の力 | 守る | 防塵ゴーグル | 貰い火 |
ランドロス | 地震 | 岩雪崩 | とんぼ返り | 馬鹿力 | こだわりスカーフ | 威嚇 |
ガルーラ | 捨て身タックル | アームハンマー | 猫騙し | 大文字 | ガルーラナイト | 肝っ玉/親子愛 |
トゲキッス | エアスラッシュ | マジカルシャイン | この指とまれ | 神秘の守り | カゴの実 | 天の恵み |
自分の第5世代であるクレセリア+キノガッサ+ヒードランの組み合わせを軸とした構築をXY要素を用いて新たに考案したもの。
第6世代になり、様々な仕様変更が行われました。特に、草タイプに対してキノコの胞子が無効、鋼タイプの耐性がなくなったことは、このPTも少なからず被害を受けました。
ですが、新たなタイプであるフェアリー、そしてメガシンカにより新たな組み合わせを発掘することができました。この構築は、まだ環境が煮詰まっておらず、メタも甘めなのですが、この系統の構築の基盤として記事に残すことにしました。詳しい解説は続きから
PTコンセプト:安定したトリル起動、高命中、高火力
この構築には威嚇、猫騙し、この指とまれという技が入っており、ラムカゴ神秘まで用意してかなりトリル起動に技スペや持ち物を取っています。これは、トリルを貼ることがこのPTの勝ち筋であり、トリルを貼れば勝てるからです。これは高命中、高火力な技を多く採用しているからであり、1回のトリル起動でゲームエンドまで持っていく力があるということです。実際、各ポケモンの努力は、AやCに大きく割いています。個人的に残数を減らすことが勝ちへの近道だと考えているからです。
・個別解説
クレセリア@ラムの実
223(220)-*-140-139(252)-155(36)-81
H:16n-1
C:冷凍ビームでD4振りガブリアスを下から2つ以外確定 無振りラティオスを8割ほどの確率で2発(ムーンフォースなら確定)
サイコキネシスでH252振りメガフシギバナを2発
S:最遅
特に語る必要もないクレセリア。今作ではムーンフォースを新たに習得し、サザンドラやズルズキンに対して大きな打点を持てるようになりましたが、対ランドロスを意識して冷凍ビームを優先しました。ですが、ムーンフオースによって辛いポケモンであったサザンドラやズルズキンに対してダメージを与えていけるので十分採用価値があると思います。冷凍ビームは威力が5下がってガブリアスが確定ではなくなったり、ラティオスを2発で倒すことが若干怪しくなりましたが、これらは噴火によって十分補えるので今作でもやっていけると思います。
キノガッサ@黒い鉄球
165(236)-200(252)-100-*-83(20)-67
D:C実数値115のクレセリアのサイコキネシスを最高乱数以外耐え
キノガッサは胞子弱体化の影響を受けましたが、この構築に限って言えば強化されたとも言えます。それは草タイプが怒りの粉を受けないという仕様により、モロバレルを前にしても隣に殴っていけることです。これにより、対モロバレルがすごく楽になりました。格闘技については、マッハパンチでガルーラが6割ほど削れるので、この構成である程度完結していると思います。今作では、新たにマリルリというカモが1匹増えました。ファイアロー、ギルガルドの登場により、前作よりは選出しにくくなったかもしれません。
ヒードラン@防塵ゴーグル
191(196)-*-134(60)-200(252)-126-82
H:16n-1
B:A全振りゴウカザルのインファイト耐え
S:個体値21 クレセリア+1
今作からジュエルがなくなり、持たせるものがなくなったヒードラン。いつもはS半減アイテムを持たせていますが、今回はまだあまり噴火ドランメタは激しくないと思ったのでクレセリア+1の値にしてトリル下で晴れ噴火をできるようにしました。S82という値は大抵のギルガルドよりも早いので、S関係が把握しやすいというメリットもあります。技構成に関しては、ワイガの仕様変更とギルガルドを考慮し熱風が入っていた枠をオーバーヒートに変更しました。最後っ屁にも使えたりするので割と使用感はよかったです。持ち物に関しては火力アップアイテムなどもありましたが防塵ゴーグルを採用。バレルに対して悩まなくてもいいのはこのPTにとって結構大事なことだったりします。
ランドロス@拘りスカーフ
175(84)-213(228)-111(4)-*-106(44)-130(148)
H:16n-1
S:最速マニューラ抜き
配分については5世代でよく使われていた配分を拝借しました。穏やかボルトが減ったこと、ファイアロー、メガリザードンの登場から、ストーンエッジを命中安定の雪崩に変えました。ですが、威嚇やワイガのことを考えるとエッジでもいいかもしれません。4枠目にはメガガルーラ意識の馬鹿力を採用。地味に岩タイプや鋼タイプを隣を気にせず殴れる技として気に入ってます。この枠は叩き落とすも視野でしょう。
ガルーラ@ガルーラナイト
180-161(252)-100-75(188)-100-119(68)
180-194-120-93-120-129 メガ進化後
C:大文字でHD175-135(メガ)ハッサムを命中、急所率込みで83.88%で確定
S:余り
私個人の意見ですが、メガガルーラというポケモンをエースに添える構築を好んでいません。(ここでいうエースとはトノグドラでいうグドラのような最後に一掃していくようなポケモン)メッガガルーラが一番輝くのは使い捨てが出来る構築であり、メガガルーラ+エースが並ぶ状況です。この条件を満たすものは、眼鏡キッスだったり、眼鏡サーナイト、太鼓マリルリ等が挙げられますが、今回は噴火ヒードランを選択し、メガガルーラはトリル起動のためのサポートとして採用しました。このポケモンは初手で猫騙しだけをして落ちることもありますが、それはつまりトリルアタッカーを無償で出せるということであり、決して不利ということではありません。残れば残るで捨て身アタックにより相手に大きな負担をかけていくことができます。このように、多少雑に扱ってもいい役割にすることで、立ち回りに余裕を持たせました。配分に関しては、最初はいじっぱりASだったのですが、対ハッサムに対して打点が少ないと感じたのでAC気味にして大文字を持たせました。これにより、ギルガルドに対して相手の行動に制限されずにダメージを入れることができます。この案は、rouさんのブログにあったものを参考にさせていただきました。前作では、クレセリアをトリル下じゃない状況でダメージを与えていけるポケモンは限られていました。(バンギラスやサザンドラが挙げられるが大抵同じ構築にいるグロス、ラティ、武神等に制限されていた)ですが、このポケモンは思ったよりも固く、そして火力があるためクレセから致命傷をもらわずにドランの噴火圏内まで楽に持っていくことができ、バンギラスもアムハンで一撃で処理できるため従来の構築にとても強いポケモンだと感じました。地味にゴースト無効なのが大きかったりします。
トゲキッス@カゴの実
191(244)-x-124-181(196)-144(68)-100
D:臆病メガリザードンYのオーバーヒート確定耐え
今作からフェアリータイプが追加され、使用率が上がったポケモン。今回は、穴埋めとして採用しています。ガルドーが環境に多くいると予想してカゴ+神秘持ち。これにより、クレセキッスの選出が安定します。他にも、ヒードラン、ガルーラと並べた時の相性の良さなどいろいろ便利なポケモンでした。配分に関しては耐久値のラインがあまりわからないのもあり最低限の値を確保してCに大きく割きました。これは、トゲキッスとヒードランを並べた時に、マジカルシャイン+噴火で倒せる範囲を広くするためです。
この構成でshowdownを用いて回してみましたが新しく入ったガルーラ、トゲキッスも命中安定技が多くイージーウィンを量産することができました。
ただ、この構成だとファイアローがきついと思うので、トゲキッスの枠をスカーフボルトロス等にしたほうが勝てる相手が広がると思います。
今回は、あくまでも勝てる相手には安全に勝てるという構築なのでこのような形にしました。
基本選出
特に変わったことがない限りこの選出で大丈夫です。ひたすら殴って終わらせます。
トゲキッスは刺さっているときとガルドーに対して出していく感じで。
もちろん、初手ランドガルーラやキッスドラン等の選出もあります。
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